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・日時:2023年3月1日(水) 10:00~12:00

・場所:ラポールひらかた 4F 大研修室

・講師:本部事務局長・本多 清孝様

 

4班・重松副班長の掛け声による朝礼のあいさつ後、本多先生の講義が始まった。

 

ボランティア活動に大いに関連する「シルバーアドバイザー」制度の背景、成り立ち、

SAとは、申請関連などについて学んだ。

 

 

 

◎高齢化社会到来

・加速的に増加する高齢化率

 全国:1970年--約7% 2000年--17.4% 2020年--28.9% 2050年--37.7% 

    大阪府:28.0%(2020年)  枚方市:30.6%(2020年)  

・1965年では、高齢者1人に対して、若者が9.1人で支えていたが

 2012年では、2.4人 そして、2050年には、1.2人(推測)で支えねばならない!! 

参考(全国):2022年--出生数:約80万人 死亡数:約158万人 人口減傾向!! 

 

「高齢者」が毎年、毎年増加傾向 --->元気で、経験豊かな高齢者を活かせないか!! 社会に役に立つことができないか!! 


SA(シルバーアドバイザー)の成り立ち

大阪府は、そのような「高齢者」に対して過去から「高齢者大学アクティブシニア

講座」および「シルバーアドバイザー養成講座」を実施していたが財政難で廃止を決定した。

が、”継続できないか”を検討した結果、両講座を一元化し2009年4月より、

NPO(特定非営利活動)法人として大阪府高齢者大学校が創設された。

その後、その流れを組むNPO法人大阪区民カレッジが2013年4月、

3年後の2016年4月に大阪府民カレッジ設立された。

 

 

ひらかた校”は、大阪府民カレッジ・第2期校として

2017(平成29)年4月開校した。

(2022年度の受講生はひらかた校として第6期生になります)

 

 

 

 


◎ボランティア活動について

<シルバーアドバイザー活動>

---実施・活動そのものが、シルバーアドバイザーの活動=ボランティア活動になる---

 

例:介護サービス、文化イベント、学童指導、国際・外国人支援、地域福祉関連支援・参加 など

*「SAひらかた」では、枚方市内の数校の小学校で児童とともに"ものづくり、科学・木工教室、スポーツ教室”や老人ホームで

 ものづくり、演劇活動をしています。また、枚方市の福祉行事に参加し、市民とともに”ものづくり”などをしています。


◎申請の流れ

左記のフローの流れで申請ができます。

 

ボランティア活動(上記の例など)を行い、その後も継続を

前提とし実践することで内容を記入し申請書を作成・提出

 

審査後、認定者は、大阪府知事から「認定証」が渡される。

 

*申請書の作成の仕方などは、現DRにご確認ください。

*情報:本日の受講生中、約1/3の方々がSA認定証を受理済でした。

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・日時:2023年3月1日(水) 13:00~14:15

・場所:ラポールひらかた 4F 大研修室

・講師:ヤクルト・千成ヤクルト販売(株) 広報部 井上 英樹様

 

4班・重松副班長の掛け声で午後の講義「フレイル予防について」が始まった。

 

午前の講義内容にも関係し、我々、高齢者の今後の生き方に大変、役に立つ

内容でした。

 


◎平均寿命と健康寿命

平均寿命(0歳における平均余命)は、2005年の情報では日本の男性が78.6歳、

女性が85.5歳でした。

15年経過した2020年では、男性が81.6歳、女性が87.7歳とのびています。

 

最近、よくいわれる健康寿命(介護なしで一人で生きれる寿命)は、男性:72.7歳 

女性:75.4歳(2020年のデータ)。

平均寿命から健康寿命を引いた「年」は2020年のデータでは男性が8.9年、女性が12.3年

これら数値/年数は、人の手が必要な「介護期間」になります。

より高齢化社会が進むと推定されている今後の時代に、我々/高齢者はいかにして楽しく生きていくにはどうしたらよいか?!?!


◎健康のことば:

「サルコペニア」「ロコモティブシンドローム」「フレイン」は健康な話、特に高齢者を対象にした話でよく出できます。

特にフレインについては、最近、日々の話題で取り上げられています。


フレイン---体力・筋力、精神・心身や社交性の低下など---は、やりかた・行動次第では、復活・復帰可能です。

======>「意識を持って、良い方向」に切り替え活動しましょう!!!



◎対応方法----日々の食事や簡単な運動の励行、社会への参加:学習、ボランティア活動!!


◎終わりに:

最後に井上先生から、2点のお話をいただき、本日の講義を終了しました。

1) 家族、友人らと「ジャンケンゲーム」---->ストレス解消、頭の活性化、判断力強化

2) 「自分を変える」---->日々の行動・変化・対応で生きることの喜びを感知


午前、午後の各講義後、来週(3/8)実施する2022年度最後のひらかた校の講義「成果発表会」の準備を各班で行いました。 END  OS


●令和5年3月8日(水) ラポールひらかた 4F 大研修室 10:00~12:00

  午前:☆学習成果発表会


長いと思ったカレッジもいよいよ最後の授業となりました。1年間の学びの成果を皆さんの前で発表します。最初に発表順を抽選で決めました、2班、1班、5班、4班、3班の順です。

 

トップバッターは2班です。

班長の司会で始まりますが、2班発表のタイトルは、

   「ちょっときいてよ!!」

です。パワーポイントを使います。


メンバーが順に発表します。

ここでは、自分の趣味や興味のあることに、授業で学んだことを加えての発表です。菊の栽培、カレッジのメンバーの溜まり場になるお寿司屋さん、近所の神社の由来、わが家のみそ作り、家の近くの古墳の紹介、感銘の本、近くの神社の逸話、大雪なのにカレッジまで歩いた話、愛されるジイジなどの話しです。2班の皆さんご苦労様でした。

 

次は1班です。お揃いのTシャツで登場です。班長が1年間のカレッジ生活をまとめます。そして順に1人づつ自分の思いを話します。カレッジは高槻にもありますが、高槻市と枚方市の比較や、ふれあいフェスタでの苦労話や楽しかったことなど。途中思い出の歌もありました。

皆さん熱心に聞いてます。

最後は皆さんと一緒に歌います。”幸せなら手をたたこう”。1班の皆さんご苦労様でした。


 

次は5班の皆さんの登場です。5班はボイストレーニングです。歌はスポーツですから、まず準備運動が大事。手を動かします。


 次は首を回します。いよいよ発声練習ですが、声が出ているかどうかののテストで早口言葉を順にしゃべります。うまい人と、うまくない人がいて面白かったなぁ。

班の皆さんご苦労様でした。

 

次は4班の皆さんの登場です。4班はクイズです。1年間の講義で印象に残った感想と講義に関係するクイズです。熱心に講義を聞いていれば全問正解ですが!全部で8問です。

班ではクイズもさることながら、衣装がすごい。お揃いのTシャツに個性あふれるデコレーションです。もう驚くばかりです。


 全問正解はいませんでしたが、1問のみはずした方が1人、2問はずした方が3人と、皆さん豪華賞品をもらっていました。4班の皆さん、ご苦労様でした。

 

最後は3班の皆さんです。班長の挨拶から始まり、授業の感想、楠葉台場の紹介と続きます。

 そして皆で作ろう紙細工で、”メビウスの輪”です。細長いテープをねじって貼り付けて、テープの間をはさみで切るとどうなるでしょうか。驚きの結果です。

紙細工、夢中になりました。3班の皆さん、ご苦労様でした。

あれもこれもで、各班、考え抜いて、練習を重ねての結果です。楽しくて、びっくりの学習成果発表会でした。


午後の授業

                  ハンドベル演奏および修了式

午後からはハンドベル演奏があり、これはサプライズでした。

天使のハーモニー:御殿山キラ星ハンドベルクワイアの皆さんです。修了式にふさわしいすばらしい音色でした。



この後、修了式です。

本部から大﨏理事に来ていただき、泉川理事長のメッセージ、そして今日の感想をいただきました。発表会は三愛(学び愛、ふれ愛、地域愛)そのもので、違う世界を広げ、元気にやって欲しいとのことでした。充実したカレッジが実現できた、川角DR、杉本DRに感謝状が贈られ、続いて受講生への修了証書の授与です。


受講生を代表しての挨拶、長いようで短かった一年、ふれあいフェスタ、バスでの修了旅行など数々の思い出ができました。このようなすばらしいカレッジを企画運営いただいた二人のDRに花束と記念品です。

川角DR、杉本DR本当にお世話になりました。ありがとうございました。


ひらかたカレッジのホームページもこれで終わりです。各班から1名ずつ出て5名でひらかた6期HP委員会を作りました。記事を書いて、できる人がHPを作成するのでなく、全員がそれぞれHPを作りました。当初決めた目標のシンプルで見やすいホームページ実現できました。最後まで読んでいただいた皆さんありがとうございました。またどこかでお会いしましょう。   <N.M.>